Webデザイナーになりたいけど、会社員ではなくフリーランスとして働きたいと考える人は少なくありません。
しかし、フリーランスのWebデザイナーには厳しい現実も存在します。
果たして本当に自由な働き方を手に入れられるのでしょうか?
この記事では、フリーランスのWebデザイナーになることのメリットやデメリット、どのように仕事を見つけるかなど、実際にフリーランスとして働くための具体的な情報を解説します。
この記事を読むことで以下のようなことがわかります。
- フリーランスとして働くことが本当に自分に合っているのか
- どのような仕事をすれば良いのか
- どのようにクライアントと向き合うのか
フリーランスのWebデザイナーになろうと考えている人や、現在フリーランスとして働いている人にとっても有益な内容となっています。
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フリーランスWebデザイナーは未経験でもなれる!
近年、フリーランスWebデザイナーの需要が急増しています。
しかしながら、Webデザイン未経験者でもフリーランスWebデザイナーになれるのでしょうか?
結論から言うと、未経験でもなれます。
最近ではWebデザインを学ぶ方法はインターネット上にあるオンライン講座や動画など、たくさんの学習教材から学べます。
フリーランスWebデザイナーの仕事は、クライアントからの依頼に基づいたデザイン制作が主な仕事です。
クライアントからは制作物に対する要望やイメージを伝えてもらえるので、そこから自身で学んだ技術や知識を活かしてデザインを制作できます。
なのでフリーランスとして働くのならば、Webデザイナーとしてのスキルに併せて、クライアントとの円滑なコミュニケーションが取れれば、未経験者でもフリーランスとして働けるでしょう。
フリーランスWebデザイナーと会社員の違い
フリーランスWebデザイナーと会社員の違いについて考えてみましょう。
主な違いは以下の3つです。
- 雇用形態と労働条件の違い
- 共に仕事をする人との関わり方の違い
- 仕事とプライベートのバランスの取り方の違い
1.雇用形態と労働条件の違い
会社員とフリーランスWebデザイナーでは、雇用形態や労働条件が大きく異なります。
会社員は基本的に定時での勤務となり、年収や保険などの福利厚生が充実しています。
一方でフリーランスWebデザイナーは自己責任で仕事を受注するため、労働時間や報酬金額はすべて自己判断です。
2.共に仕事をする人との関わり方の違い
フリーランスのWebデザイナーは、自分でクライアントを探して仕事を受けるため、会社員デザイナーとして働く人とは異なる仕事のスタイルがあります。
会社員は会社としてのイメージを重視しているため、社員一人ひとりがクライアントとのやりとりを自由に行うのは難しいです。
しかし、フリーランスのWebデザイナーは個人事業主であるため、自分自身が企業イメージを決められます。
そのため、クライアントとのやりとりはクライアントが求めるコミュニケーションスタイルに合わせるのが大切です。
3.仕事とプライベートのバランスの取り方の違い
フリーランスのWebデザイナーは自分自身で仕事を受けるため、自由度が高いというメリットがありますが、その反面、仕事とプライベートのバランスを取るのが難しいというデメリットもあります。
会社員であれば決められた勤務時間の中で決められた業務を進め、土日や祝日などの決まった日の休日もあるのでスケジュール管理がしやすいです。
一方でフリーランスのWebデザイナーは、自由に仕事の量やスケジュールを決められます。
しかし、その自由度の高さから仕事のタスク管理が煩雑になりがちで、自己管理能力が求められます。
フリーランスWebデザイナーの年収
フリーランスのWebデザイナーは、自分のスキルや経験に応じて報酬を設定することができるため、年収には大きなばらつきがあります。
一般的には、年収300万円〜400万円程度が平均相場で、経験を積んでスキルを磨いていくと年収1,000万円以上を稼いでいるフリーランスWebデザイナーもいます。
フリーランスWebデザイナーの単価相場・料金表
Webデザイナーとしてフリーランスで仕事をする場合、単価の相場を知るのは非常に重要です。
単価が高すぎると仕事を取り損ねてしまい、低すぎるとなかなか収入は増えていきません。
そこで、フリーランスWebデザイナーの単価相場や料金表を紹介します。
お仕事内容 | 価格相場 |
---|---|
ランディングページ(LP)作成 | 100,000円〜300,000円 |
ホームページ作成 | 100,000円〜200,000円 |
動画のサムネイル作成 | 1,000円〜3,000円 |
アイキャッチ・バナー作成 | 3,000円〜10,000円 |
SNSのヘッダー作成 | 5,000円〜20,000円 |
それぞれの仕事内容と単価感について詳しく解説するので押さえておきましょう。
ランディングページ(LP)作成:100,000円〜300,000万円
フリーランスWebデザイナーとして、LPの制作をする場合の単価相場は、一般的に10万円から30万円程度の依頼が多いです。
ランディングページの作成は、Webデザイナーにとって重要な大口案件の一つです。
LPは、特定のコンバージョン(購入や登録など)を促すために作成されるWebページであり、デザインによってコンバージョン率を高めることができます。
LP作成は、ひとつの案件を完了するまでに多くの工数を要します。
一般的に納品までに2週間〜2ヶ月程度かかり、作業時間も長くなるため高額な案件が多いです。
ホームページ作成:100,000万円〜200,000万円
フリーランスWebデザイナーとして、ホームページの制作をする場合の単価相場は、一般的に10万円から20万円程度です。
ホームページの作成も、Webデザイナーにとって重要な仕事の一つです。
ホームページは、企業や個人のイメージを表す重要な役割を持っています。
ホームページ作成にはサイトのトップページから、クライアントの要望に応じてページ数を増やしていくことになるため、最終的な報酬金額や作業時間は作成するサイトによって差があります。
動画のサムネイル作成:1,000円〜3,000円
フリーランスWebデザイナーとして、動画のサムネイルの制作をする場合の単価相場は、一般的に1,000円から3,000円程度です。
動画のサムネイルは、動画の閲覧率を上げるために非常に重要な役割を果たします。
サムネイルには、動画の内容を簡潔に表すデザインが求められます。
普段見ているYouTubeでいいなと思うサムネイルを収集しておくなど、地道な情報収集が大切です。
アイキャッチやバナーの作成:3,000円〜10,000円
フリーランスWebデザイナーとして、アイキャッチやバナーの制作をする場合の単価相場は、一般的に3,000円から10,000円程度です。
Webサイトのアイキャッチ画像やバナーは、訪問者の目を引くために重要な役割を果たします。
アイキャッチやバナーは、Webデザイナーが作成する機会がもっとも多い仕事なので最初の受注におすすめです。
SNSのヘッダー作成:5,000円〜20,000円
SNSのヘッダー作成の料金は、一般的に5,000円〜20,000円程度が相場です。
SNSは、ビジネスにおいても欠かせないプロモーションツールです。
ヘッダーは、アカウントのトップに表示される重要な要素であり、見栄えがよくなければフォロワーを獲得できません。
フリーランスのWebデザイナーとして働くためにはデザインだけではなく、マーケティングの勉強も同時に進めるのがおすすめです。
フリーランスWebデザイナーになる3つの方法
Webデザイナーは、Webサイトやアプリのデザインを手掛けるプロフェッショナルです。
フリーランスWebデザイナーになるためには以下の3つの方法があげられます。
- 独学で学ぶ
- 会社でスキルをつける
- スクールに通う
以下で詳しく解説していきます。
1.独学で学ぶ
Webデザイナーとしてスタートするためには、デザインの基礎知識やツールの使い方を習得する必要があります。
独学では書籍やオンライン講座、YouTubeなどを利用した学習が主流です。
独学は学習費用を抑えられる分、モチベーション管理がかなり大変ですが、自信のある人は挑戦してみるのがおすすめです。
2.会社でスキルをつける
Webデザイナーとして働く会社に就職すれば、実践的なスキルを身につけられます。
会社によっては、デザイナーとしての技術やビジネススキルを教育する研修制度で学べるので、すでにWeb系の会社に勤めている人は別部署に話を聞いてみるのも良いでしょう・
3.スクールに通う
Webデザインのスクールでは現役のプロから指導を受けられます。
スクールによっては、実践的な課題を通じてスキルが身につくカリキュラムを用意している場合もあります。
また、スクールでの学びは、実践的な内容が多いのでフリーランスの活動において有利に働くでしょう。
フリーランスを目指すWebデザイナーに人気のスクール5選
これからフリーランスのWebデザイナーになりたい初心者に人気なスクールは以下の5つがあります。
- Cucua
- 本気のパソコン塾
- Tech Academy
- DMM WEB CAMP
- RUNTEQ
まずはWebデザイナーとしての基礎と実践的なスキル全般を身につけるためスクールへの加入を第一に検討してみてほしいです。
1位:Cucua
運営会社 | 株式会社free web hope |
---|---|
料金 | 16,500円(税込)/1ヶ月 |
目指せる職種(一部) | Webデザイナー |
対応地域 | 全国(オンライン) |
無料体験 | なし(無料カウンセリングあり) |
CucuaはWebデザイナーを目指す人に今人気のオンラインスクールです。
Photoshopやデザイン、コーディングといったデザインスキルはもちろん、稼ぐために必須のマーケティングスキルも身につくので、フリーランス希望者と特に相性が良いと言えます。
また「全額返金保証」付きと、アフターフォローも抜群。未経験も対象なので、まずは無料カウンセリングから話を聞いてみてはいかがでしょうか。
Cucuaの口コミ
cucuaの課題でワイヤーフレーム作成中!
XDもワイヤーフレームもよく分からなかったけど講師に聞いたらいい感じだったようでほっとした〜😮💨
XD使い慣れなくてモタモタするから、もっと早く操作出来るようになりたい🔥 pic.twitter.com/XCQfzEfHbL— なつみ|webデザイナー (@yuyan012) June 10, 2023
2位:本気のパソコン塾
運営会社 | 株式会社エージェント |
---|---|
料金 | 16,500円/1ヶ月 |
目指せる職種(一部) | Webデザイナー |
対応地域 | 全国(オンライン) |
無料体験 | ◯(7日間無料トライアル) |
本気のパソコン塾はWebデザインをはじめ、動画編集、プログラミングなどの様々なWeb制作スキルが身につく学習スクールです。
オンライン動画コンテンツで学ぶので、全国どこにいてもプロ級のスキルを自宅で学べます。
他にも、就職支援や学習補助などのサポートも充実。
料金も他のスクールに比べ、かなりお得なのでこの機会にぜひチェックしてみてください!
本気のパソコン塾の口コミ
photoshopの基礎からバナー制作、html、CSS、elementorの使い方だけでなく、 WEB制作に関 わる注意点など、わかりやすく教えていただくことができました。 実際に仕事していくうえで、 必要な内容が盛りだくさんでした。 わからないときは質問することもできました。 実際バナー制 作などは、ンペがあって、 どこがいいのか悪いのかを的確に答えていただけてとてもよかったと 思います。実際クラウドワークスなどで案件を取るときに、役に立ちました。 wordpressでのオ リジナルテーマの作成はなかったですが、金額的にはとても満足のいく内容だったと思います。
引用元:コエテコ
3位:TechAcademy
運営会社 | キラメックス株式会社 |
---|---|
紹介案件数・求人数 | 不明 |
目指せる職種(一部) | Webデザイナー・HTMLコーダー等 |
対応地域 | 全国(オンライン可) |
無料体験 | ◯(1時間の無料体験) |
Tech Academyは、現役のWebデザイナーやエンジニアが講師として採用されており、実務経験を持った人たちから直接学べます。
また、初心者でも挫折なく学べる学習システムが特徴で、フリーランスや副業をしたい方にもおすすめです。
Webデザインフリーランスコースでは、Webデザインの基礎スキルがある方のための応用講座で、現役Webデザイナーのサポートを受けながらWebサイト制作の実案件に挑戦することができます。
Tech Academyの口コミ
テックアカデミーの先生方がほんとにすごくて。こんなアホなこと聞いたら怒られるんじゃないか、理解力なくてごめんなさい!とか思いつつ質問したら、毎回すごく優しく丁寧に教えてくださった。その度にまさに神がかって見えてて。先生全員カッコ良すぎる。なので卒業嫌すぎる。
— kay (@nov22kay) January 10, 2021
4位:DMM WEB CAMP
運営会社 | 株式会社インフラトップ |
---|---|
紹介案件数・求人数 | 不明 |
目指せる職種(一部) | Webデザイナー・HTMLコーダー等 |
対応地域 | 東京・大阪(オンライン可) |
無料体験 | ◯(体験カリキュラム有り) |
DMM WEB CAMPは、Webデザイナーを目指す初学者におすすめです。
実践形式で学べるためWebデザインに必要なスキルを身につけられるでしょう。
受講生の97%の人がプログラミング未経験でありながらも、卒業後にはフリーランスのWebデザイナーとして活躍している卒業生も多いです。
DMM WEB CAMPの口コミ
DWC受講期間についっとしようと思っていたのに受講期間に何もつぶやかなかったアカウントですが、無事卒業してエンジニアとしてお仕事出来る機会を頂けたので、ぼちぼちつぶやいていこうかなぁ #DMMWEBCAMP
— まーと DWC2022年8月生 (@maatunderina) January 18, 2023
5位:RUNTEQ
運営会社 | 株式会社スタートアップテクノロジー |
---|---|
紹介案件数・求人数 | 不明 |
目指せる職種(一部) | Webデザイナー・HTMLコーダー等 |
対応地域 | 完全オンライン |
無料体験 | ✕(無料キャリア相談は有り) |
RUNTEQは、Webエンジニア養成に特化したプログラミングスクールです。
フリーランスのWebデザイナーを目指す方にもおすすめです。
実践的なカリキュラムを用意しており、開発現場が求めるレベルへの到達を目指しています。
また、開発会社ならではのノウハウを学べるためフリーランスとして活躍するためのスキルを身につけられます。
さらに、転職や就職に対しての支援も充実しているため、安心して学べるでしょう。
RUNTEQの口コミ
学習面だけではなく、エンジニアとしてや、スタートアップについての心意気を教えてくれて、そんな心意気の人達と話ができるコミュニティがRUNTEQの良さだと実感した昨晩。(真面目)#RUNTEQ#1000時間チャレンジ
— おおの (@ohno_hope3) November 9, 2021
フリーランスWebデザイナーが活用したいエージェントサイト3選
Webデザイナーとして経験があり、フリーランスとして案件を獲得したい人にオススメなフリーランスエージェントサイトは以下の3つがあげられます。
- レバテッククリエイター
- ITプロパートナーズ
- Futurizm
Webデザイナーとしてのスキルを活かせば、フリーランスとして週3日からの勤務や場所を選ばない自由な働き方が手に入るでしょう。
1位:レバテッククリエイター
運営会社 | レバテック株式会社 |
---|---|
紹介案件数・求人数 | 常時1,000件以上 |
紹介職種(一部) | Webデザイナー・イラストレーター等 |
対応地域 | 関東 |
レバテッククリエイターは、ウェブやゲーム業界のフリーランスクリエイターを主として支援しているエージェントサービスです。
現場の情報に詳しいコーディネーターが対応するため、最新の業界動向や技術を踏まえた上でそれぞれに最適な案件を提案してくれます。
また、取引社数が5000社以上あり、大手企業や有名企業との取引もあります。
利用者満足度は92.6%と高く、営業代行・条件交渉・契約手続きなどユーザーにとって煩雑な業務をサポートしてくれます。
レバテッククリエイターの口コミ
ちなみにおじさんはレバテックのクリエイターなんちゃらのお世話になってます。派遣や正社員じゃなく業務委託で案件探してくれるので助かる。自分でもお仕事受けれるしね。
— ベーコンポテトパイおじさん🥧🥧🥧🥧🥧🥧🥧🥧🥧🥧🥧🥧🥧🥧🥧🥧 (@Agemono_Ojisan) October 17, 2019
2位:ITプロパートナーズ
運営会社 | 株式会社Hajimari |
---|---|
紹介案件数・求人数 | 2,000件以上 |
紹介職種(一部) | Webデザイナー・イラストレーター等 |
対応地域 | 全国 |
ITプロパートナーズは、フリーランスのITエンジニアやWEBデザイナー向けのサービスで、業務経験豊富で高いスキルを持つ人材を求める企業に対して、信頼できるフリーランス人材を提供するのが目的です。
登録者数は5.5万人以上で、高単価な案件が多いのも特徴の一つです。
さらに、ITプロパートナーズは、リモートワーク可能や裁量権の大きい案件が多い特徴があります。
また、週2・3日稼働OKやリモート案件が豊富なので、フリーランスとして柔軟な働き方を目指したい人におすすめです。
ITプロパートナーズの口コミ
エンジニアが副業を始める際に登録するべきサイトやエージェント6選
1. ITプロパートナーズ
2. レバテックフリーランス
3. Findy Freelance
4. FLEXY
5. クラウドワークス
6. Offers必ず以下を押さえましょう!
・複数登録
・プロフは詳細に記載
・希望の働き方を明確化
・最初は高単価<実績作り pic.twitter.com/u30XcGovcp— みずき💻新婚SE (@sd13mizuki) October 6, 2024
3位:Futurizm【ココナラテックに統合】
運営会社 | ポート株式会社 |
---|---|
紹介案件数・求人数 | 2,800件以上 |
紹介職種(一部) | Webデザイナー・イラストレーター等 |
対応地域 | 関東 |
Futurizmは、エンジニア出身のコンサルタントが案件紹介を行い、一人ひとりのキャリアビジョンに適した案件を紹介・キャリアアップのサポートをしてくれ、エンジニアとしての市場価値を高めることを重視しています。
また、高単価案件が特徴の一つでもあるサービスで、月額70万円以上の案件が全体の60%以上を占めているという利便性の高さもあります。
Futurizmの口コミ
フューチャリズムの面談形式はオンラインで時間は30分でした。
担当者の技術的な理解のおかげでスムーズに登録面談が進みました。
これからフリーランスとして働く上での注意するポイントなども丁寧にお伺いできたので、安心感が有りました。出典:フリーランススタート
失敗するフリーランスWebデザイナーの特徴
Webデザイナーとしてフリーランスで活躍することは、自由度が高くやりがいのある仕事ですが、失敗する人も少なくありません。
失敗するフリーランスWebデザイナーには以下のような特徴があります。
- 案件の獲得方法が分かっていない
- セルフマネジメントができていない
- 1つの会社からしか仕事をもらっていない
それぞれ見ていきましょう。
1.案件の獲得方法が分かっていない
フリーランスWebデザイナーとして成功するためには、獲得案件数を増やす、あるいは、単価自体を上げるのが重要です。
しかし、案件獲得方法が分かっておらず、思うように仕事を獲得できずに収入が減少してしまう人もいます。
具体的には、Webサイトやポートフォリオを作成しても、それを見てもらえずに終わってしまうことがあります。また、SNSやブログなどの発信方法も重要ですが、適切な情報発信ができていない場合もあります。
案件の獲得に自信がない人は、スクールで営業スキルまで身につけるかエージェントで案件を紹介してもらいましょう。
2.セルフマネジメントができていない
フリーランスWebデザイナーは自分で仕事を獲得し、スケジュール管理や報酬交渉、納期管理なども自己責任で行う必要があります。
しかし、セルフマネジメントができていないと、仕事の進め方や時間管理ができず、納期遅れやミスなどのトラブルにつながります。
また、個人事業主として必要な経理や税務の知識も必要ですが、それを怠ればトラブルになるケースもあります。
今はセルフマネジメントを身につける書籍もあるので、スキルとしてきちんと身につけるのが重要です。
3. 1つの会社からしか仕事をもらっていない
フリーランスWebデザイナーは、複数のクライアントから仕事を受けるのが望ましいです。
しかし、1つの会社からしか仕事をもらっていないと、その会社からの仕事がなくなった時に収入が途絶えるリスクがあります。
また、クライアントが1社のみの場合、他のクライアントとの新しい接点を見つけにくく、新しい仕事の獲得が難しくなることもあります。
そのため案件は必ず2つ以上の会社から引き受けるようにしましょう。
フリーランスWebデザイナーのメリット
Webデザイナーとして企業に所属せず、個人事業主としてフリーランスで活躍するWebデザイナーには以下のようなメリットがあります。
- スケジュールを自由に調整できる
- 能力や経験に応じた報酬を得られる
スケジュールを自由に調整できる
フリーランスWebデザイナーの1つのメリットは、仕事のスケジュールを自分で調整できる点です。
自分のライフスタイルや予定に合わせて、仕事の時間帯を自由に決められます。
フリーランスであれば、リモートワークもできるため、自宅やカフェなど好きな場所で仕事ができるのは最大の魅力でしょう。
スケジュールを自由に調整できる反面、自分自身の時間を管理するセルフマネジメント能力も求められるので、コツコツ身につけていきましょう。
能力や経験に応じた報酬を得られる
フリーランスWebデザイナーは、能力や経験に応じた報酬が手に入ります。
会社員の場合は、基本的に固定給なので能力や経験に応じた報酬を得られない場合がありますが、フリーランスの場合は自分で報酬を設定できるため能力があるWebデザイナーなら収入を増やせるでしょう。
フリーランスWebデザイナーは、さまざまな業種や企業と仕事をするので、自分のスキルアップや経験を積めるようになります。
フリーランスWebデザイナーのデメリット
フリーランスのWebデザイナーは、自由な働き方ができる一方で、いくつかのデメリットも存在します。
フリーランスWebデザイナーのデメリットは以下のとおりです。
- クライアントや案件を獲得する努力が必要
- 個人事業主としての手続きや税金の申告が必要
クライアントや案件を獲得する努力が必要
フリーランスのWebデザイナーにとって、顧客獲得や案件獲得は常に課題です。
フリーランスの場合、自分自身で仕事を獲得しなければなりません。
そのためにはクライアントとのコミュニケーションが最も重要です。
クライアントとヒアリングを重ね、要望や意見を把握してそれに応じたデザインの提供が求められます。
個人事業主としての手続きや税金の申告が必要
フリーランスのWebデザイナーは個人事業主としてビジネスを行うため、手続きや税金の申告が必要です。
これらの手続きは複雑なので税理士に依頼するのも有効な手段ですが、簿記などの専門知識も多少理解しておいたほうがいいでしょう。
フリーランスのWebデザイナーとして案件を取る方法
フリーランスのWebデザイナーとして、案件を取るためにはどのような方法があるでしょうか。
ここではフリーランスのWebデザイナーが案件を獲得する方法をご紹介します。
- 知人・友人に仕事を紹介してもらう
- SNSやブログで集客をする
- フリーランスエージェントを利用する
- クラウドソーシングサイトを利用する
フリーランスエージェントを利用する
フリーランスエージェントとは、クライアントとフリーランスの仲介を行うサービスです。
登録しているフリーランスに対して案件を紹介し、報酬を受け取って収入を得ます。
フリーランスエージェントを利用するメリットは、自分で集客や交渉を行う必要がない点です。
しかし、報酬がエージェントに手数料として取られるため、自分で直接クライアントと契約するよりも収入が少なくなる場合があります。
クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトは、フリーランスとクライアントがインターネット上で直接取引をするプラットフォームです。
Webデザイナーとして活動する場合、デザイン制作やコーディングなどの案件が多くあります。
クラウドソーシングサイトを利用するメリットは、自分で自由に仕事を選べること、報酬が高いことが挙げられます。
しかし、案件に手数料がかかるため、自分でクライアントを探すよりも報酬が少なくなる場合もあります。
SNSやブログで集客をする
SNSやブログを活用して、自分自身や自分の作品を発信すれば、クライアントの目に留まるチャンスがあります。
特に、PinterestやBehanceなどのデザイン系のSNSは、アップした作品を多くの人に見てもらえるため、集客に効果的です。
ブログでは、Webデザインに関する情報を発信すると、読者から信頼を得られ、クライアントからのオファーが増えるでしょう。
SNSやブログで集客するメリットは費用がかからない点と、自分自身をブランディングできる点です。
知人・友人に仕事を紹介してもらう
フリーランスとして案件を獲得する方法として、身近な人に仕事を紹介してもらうのも良いでしょう。
家族や友人のような身近な人間が、自分のWebデザインスキルや実績を知っていれば、その人たちから直接仕事を紹介してもらえるかもしれません。
知人・友人を通じて、その知人・友人の紹介で仕事を得ることもあります。
こうした方法は、信頼関係があるため、案件が継続的に得られる可能性が高いです。
フリーランスWebデザイナーは厳しいという噂は本当か?
フリーランスWebデザイナーは厳しい仕事ですが、一概に本当とは言えません。
適切な準備と努力をすれば成功することができます。
Webデザイン業界はいま需要が高まっていて、参入するフリーランスWebデザイナーの数も多く競争が激しくなっています。
Webデザイナーとして働き続けるためには、クライアントのニーズに合わせて作品を提供する必要があります。
そのため、クライアントとのコミュニケーション能力が重要であり、必要に応じて修正する柔軟性が必要です。
また、フリーランスとして働くには、自分自身でスケジュール管理やクライアントの探索など、ビジネスの面倒を見る必要があります。
このようにフリーランスのWebデザイナーは課題も多いですが、その課題に対して適切な対応ができればフリーランスとして成功できるでしょう。
フリーランスのWebデザイナーになって自由な働き方を手に入れよう!
フリーランスのWebデザイナーになれば、自分の好きな仕事に集中しながら自由な働き方が手に入ります。
フリーランスとして最初の一歩を踏み出すのは非常に大変ですが、やりがいを持って仕事に取り組めるでしょう。
フリーランスとして活動する上で、自分自身でマーケティングやセールス活動を行うのも重要です。
自分自身のWebサイトやポートフォリオを作成し、SNSを活用して自分自身のスキルやサービスをアピールしていきましょう。
また、口コミや紹介なども大切なので、クライアントとの関係を大切にしてクライアントからの紹介を増やすことも必要です。
自由な働き方を実現するために、まずは最初の一歩を踏み出しましょう!
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