「我が家の愛犬にアレルギー症状が出たらどうしよう」
「ペットのアレルゲンを考慮し、最適なドッグフードを見つけるのが難しい…」
このような心配を抱える飼い主の方々は少なくないでしょう。
食物アレルギーが発生すると、消化器系の問題や皮膚の痒みなどの症状が現れるため、日頃からアレルゲンを含まないドッグフードを与えましょう。
本記事では、アレルギー対応のドッグフードで注目すべき14種類をご紹介します。
さらに、アレルギー対応ドッグフードの選択基準や頻出する疑問についても解説しますので、愛犬のアレルギー対策に関心のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
アレルギー対応のドッグフードを選ぶ5つのポイント
愛犬がアレルギー体質の場合、適切なドッグフードの選択が重要となります。
アレルギー対応ドッグフードを選ぶ際の基準をご紹介しますので、ご参考にしていただければ幸いです。
- 単一種類の動物性タンパク質を使用している
- アレルギー誘発成分を含んでいない
- 成分表示が明確で簡素である
- 不必要な添加物を含まない
- 継続可能な価格設定である
ここでは、上記の項目について詳細に解説します。
単一種類の動物性タンパク質を使用している
アレルギーの原因となるタンパク質を特定するため、単一の動物性タンパク源を含むドッグフードを選択しましょう。
食物アレルギーの主要因は、食品中のタンパク質であると考えられています。
例えば、鶏肉と牛肉の両方を含むドッグフードでアレルギー反応が起きた場合、どちらのタンパク質が原因なのか判断が難しくなります。
単一の動物性タンパク源を使用したドッグフードを与えることで、アレルゲンの特定が容易になるのです。
しかし、同じ食材を長期間与え続けると、新たなアレルギーが発生するリスクが高まる点には注意しましょう。
そのため、定期的にドッグフードを変更して、ローテーションを行って食べさせてください。
具体的には、鶏肉を単一タンパク源とするドッグフードを数ヶ月与えた後、1~2週間かけて馬肉を単一タンパク源とするものに切り替えるなどの方法があります。
適切なフードローテーションを実施して、アレルギーの発症を予防することが重要です。
アレルギー誘発成分を含んでいない
愛犬に与えるドッグフードに、食物アレルギーの原因となる可能性のある成分が入っていないか精査することが重要です。
一般的に、犬の食物アレルギーを誘発しやすいとされる食材には、以下のようなものがあります。
- 豚肉
- 牛肉
- 鶏肉
- 小麦
- 大豆
- トウモロコシ
- 乳製品
- 卵
小麦、トウモロコシ、大豆などのイネ科穀物は、犬にとって消化が難しい食材です。これらを長期間摂取し続けると、アレルギー発症のリスクが高まる可能性があります。
穀物を避ける場合は、「グレインフリー」製品を選択するのがおすすめです。
小麦のみを回避したい場合は、「グルテンフリー」製品が適しています。小麦に含まれるグルテンもアレルゲンになりやすいとされている成分です。
ただし、上記の食材がすべての犬にアレルギーを引き起こすわけではありません。
アレルギー発症のリスクを低減したい場合や、すでにアレルギー症状が現れている場合は、これらの食材を避けることをおすすめします。
成分表示が明確で簡素である
成分表示が明確で簡素なドッグフードを選択しましょう。
「動物性油脂」や「家禽類」といった曖昧な表現ではなく、全ての原材料が具体的に記載され、かつ成分数が少ないものが理想的です。
例えば、肉類については「鶏(ささみ、胸肉、レバー)」のように、部位まで詳細に記載されているものが最適です。
また、使用されている原材料が多岐にわたると、アレルギーの原因となる成分を特定するのが困難になります。
成分表示が明確で簡素であるほど、アレルギー発症時にアレルゲンを容易に特定可能です。
不必要な添加物を含まない
愛犬の健康を考慮して、有害な添加物を含まないドッグフードを選択することが重要です。
栄養補給に必要なビタミンやミネラルの添加物は、避ける必要はありません。
また、クエン酸やローズマリー抽出物、ミックストコフェロールなどの天然由来の添加物を使用したドッグフードも多く存在します。
しかし、外観や嗜好性を向上させるためだけに使用される合成添加物は、長期摂取によりアレルギーを誘発するおそれがあります。
さらに、発がん性のある添加物もあるため、これらは避けるべきでしょう。
注意が必要な添加物には、以下のようなものがあります。
添加物の種類 | 具体的な表記例 |
---|---|
着色料 | 二酸化チタン、青〇号、黄〇号、赤〇号など |
発色剤 | 亜硝酸ナトリウムなど |
甘味料 | ソルビトール、スクラロース、グリシリジン・アンモニエートなど |
酸化防止剤 | BHT、BHA、プロピレングリコール、エトキシキンなど |
防腐剤 | ポリリジン、亜硫酸ナトリウムなど |
香料 | ※具体的な成分表示なし |
高品質の原材料を使用していれば、表にある添加物は不要です。
愛犬の健康を守るため、天然由来の添加物を使用したものや無添加のドッグフードを選択してあげましょう。
継続可能な価格設定である
愛犬が喜んで食べ、長期的に与え続けられる価格帯のドッグフードを選びましょう。
ドッグフードは、定期的な購入が必要となる製品です。
そのため、アレルギーに対応したドッグフードであっても、価格が高すぎて継続的な購入が困難であれば、その効果を十分に発揮できません。
飼い主の方が無理なく購入を続けられ、かつ愛犬の食欲も満たすドッグフードを見つけることが理想的です。
【皮膚トラブルにも◎】アレルギー対応のおすすめドッグフード14選!
愛犬の敏感肌やかゆみに対応する特別設計されたドッグフードを14種類ご紹介します。
各犬によってアレルギー誘発成分は異なるため、成分表を慎重に精査して、ペットに最適なドッグフードを選択しましょう。
1位:OBREMO(オブレモ)
価格(税込) | ・馬肉(800g):5,552円 ※定期コース:初回1個3,609円 ・鶏肉(800g):4,830円 ※定期コース:初回1個3,140円 ・いわし&たら(800g):5,277円 ※定期コース:初回1個3,430円 ・まぐろ&たら(800g):5,026円 ※定期コース:初回1個3,267円 |
---|---|
タンパク源 | ・馬肉:馬肉 ・鶏肉:鶏肉 ・いわし&たら:いわし、たら ・まぐろ&たら:まぐろ、たら |
アレルゲン原材料 | あり(玄米、大麦、ハト麦、きびなどの穀物) |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | ・鶏肉:全年齢 ・いわし&たら、まぐろ&たら、馬肉:成犬用 |
原産国 | 日本 |
衛生管理が厳格な国内施設で製造される「OBREMO」は、人の食事と同等品質のドッグフードです。
4つの味わい(馬肉、鶏肉、いわし&たら、まぐろ&たら)から選択できます。
単一の動物性タンパク源を採用しているため、特定の肉類にアレルギーがある犬におすすめです。
主に九州産を中心とした新鮮な国内野菜を使用しており、農薬残留検査も実施して安全性を確保しています。
人工的な添加物は一切不使用で、酸化防止には天然由来成分を採用している製品です。
2位:ネルソンズドッグフード
価格(税込) | 5kg:9,196円 ※定期コース:初回1個7,816円~ |
---|---|
タンパク源 | チキン 50%(乾燥チキン 28%、チキン生肉 22%) |
アレルゲン原材料 | あり(チキン) |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | イギリス |
「ネルソンズドッグフード」は、穀物不使用のプレミアムペットフードで、食物過敏症の愛犬におすすめです。
栄養価の高いパースニップ、バターナッツスカッシュ、サツマイモなどが、穀物の代替として使用されています。
タンパク源には、人間が食べられる品質の鶏肉を全体の50%も贅沢に配合しており、高タンパク設計となっているドッグフードです。
また、フラクトオリゴ糖とマンナンオリゴ糖を含み、犬の消化器系の健康をサポートしてくれます。
合成着色料や香料を一切含まないため、愛犬に安心して与えられる自然派フードです。
3位:このこのごはん
価格(税込) | 1kg:3,850円 ※定期コース初回1個3,278円~ |
---|---|
タンパク源 | 鶏肉(胸肉、ささみ、レバー)、まぐろ、鹿肉、乾燥卵黄 |
アレルゲン原材料 | あり(鶏肉、卵、玄米、大麦) |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | 日本 |
「このこのごはん」は、栄養豊富な天然素材を豊富に使用し、1日の必要な栄養を網羅した完全食です。
タンパク源には新鮮な生の鶏肉、まぐろ、鹿肉を採用しているため、高栄養価、高タンパク、低カロリーを実現しています。
まぐろには皮膚炎抑制効果のあるオメガ3脂肪酸が含まれ、皮膚の健康維持に貢献してくれる製品です。
大麦と玄米を含むものの、小麦不使用でグルテンフリー設計となっています。
着色料、香料、防腐剤などを一切含まないため、安全性の高いドッグフードです。
4位:健康いぬ生活フレッシュ
価格(税込) | 【お試し】 2トレー:1,980円 【定期】 4トレー:4,980円 8トレー:8,980円 【単品】 4トレー:5,280円 8トレー:9,980円 |
---|---|
タンパク源 | 馬肉 |
アレルゲン原材料 | なし |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 生後4〜6か月頃から |
原産国 | 日本 |
「健康いぬ生活フレッシュ」は、熊本産の新鮮な馬肉を主原料としたプレミアムドッグフードです。馬肉は高タンパク質かつ低脂肪で、犬のアレルギー反応を引き起こしにくいとされています。
添加物を一切使用せず、厳選された12種類の国内産食材のみで構成されており、アレルギーの原因となる成分を排除しています。
調理過程では、肉と野菜をスチームで丁寧に加熱して、柔らかな食感を実現しつつ、食材本来の形状を残すことで、愛犬の食事の楽しさを損なわないよう配慮されています。
ドライフードに興味を示さない犬にも適した、長期的に安心して与えられる手作り風のドッグフードです。
5位:アランズナチュラルドッグフード ラム
価格(税込) | 2kg:5,038円 ※定期コース:初回1個4,534円~ |
---|---|
タンパク源 | ラム40%(HDP生ラム肉25%、乾燥ラム肉10%、ラムオイル4%、ラムグレイビー1%) |
アレルゲン原材料 | なし |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | イギリス |
「アランズナチュラルドッグフード ラム」は、厳選された9種の天然素材だけで製造されたシンプル設計のドッグフードです。
活動的な犬に適した高タンパク低脂肪の牧草飼育ラム肉を、全原料の40%も贅沢に使用しています。アレルギー対策として、タンパク質を加水分解処理しているため、消化吸収性を高めて体への負担を軽減しています。
人工香料や着色料を一切含まず、素材本来の香りは保持したままです。
アレルギーを引き起こす可能性のある成分を排除しているため、長期的に安心して愛犬に与えられる製品です。
6位:モグワン
価格(税込) | 1.8kg:5,038円 ※定期コース:1個4,534円~ |
---|---|
タンパク源 | チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉21%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7.5%、サーモンオイル2%、チキングレイビー2%、生サーモン1%) |
アレルゲン原材料 | あり(チキン) |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | イギリス |
「モグワン」は、高品質な人間用食材グレードの新鮮チキンとサーモンを贅沢に使用したドッグフードです。
自由に飼育された健康的なチキンは、タンパク質が豊富で脂肪分が少ないのが特徴です。フレッシュなサーモンには、皮膚の炎症抑制が見込めるオメガ3脂肪酸が含有されています。
穀物を一切使用せず、代替としてサツマイモや各種豆類を配合し、必要な栄養素を補完しています。
合成着色料や香料を一切含まず、原材料本来の香りが犬の食欲を刺激します。
多数の獣医師から推奨される、安全性の高い信頼できるドッグフードとして評価されている製品です。
7位:UMAKA
価格(税込) | 1.5kg:5,478円 ※定期コース:初回1個3,278円~ |
---|---|
タンパク源 | チキン、卵黄粉末 |
アレルゲン原材料 | あり(チキン、大麦、大豆、玄米、卵) |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | 日本 |
「UMAKA」は、厳選された国内産の高品質食材を主に採用しているドッグフードです。
同社の自家農場で丹精込めて飼育された九州産華味鳥を、ドッグフードのチキン原料として全量使用しています。新鮮で上質な生肉を使用している影響で、フードの形状は不揃いになっています。
愛犬に必須の栄養素を含む穀物を慎重に配合していますが、小麦は除外されており、グルテンを含みません。
添加物や着色剤は一切使用せず、油分のコーティングも行っていません。
徹底的に安全性と品質にこだわり抜いたドッグフードとなっています。
8位:カナガンドックフード サーモン
価格(税込) | 2kg:5,038円 ※定期コース:1個4,534円~ |
---|---|
タンパク源 | 生サーモン26%、乾燥サーモン10%、乾燥ニシン8%、乾燥白身魚5.5%、生マス4% |
アレルゲン原材料 | なし |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | イギリス |
「カナガンドッグフード サーモン」は、上質な魚介類を50%超使用しているため、開封時の魚の芳香が、愛犬の食欲を刺激するドッグフードです。
サーモンオイルを含有して、オメガ3脂肪酸が豊富であるため、愛犬の皮膚と脳の健康維持に貢献してくれます。
穀物を含まないグレインフリー設計で、人工香料や着色料も不使用です。
肉類や穀物に過敏症がある犬にも適しています。
厳格なペットフード規制で知られる英国で、厳密な品質管理下で製造された、愛犬の健康に配慮したフードです。
9位:ロイヤルカナン アミノペプチド フォーミュラ ドライ
価格(税込) | 【Amazonの参考価格】 3kg:9,598円 |
---|---|
タンパク源 | 加水分解フェザーミール(アミノ酸およびオリゴペプチド) |
アレルゲン原材料 | あり(コーンスターチ) |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | フランス |
「ロイヤルカナン アミノペプチド フォーミュラ ドライ」は、食物アレルギーにより皮膚や消化器に問題を抱える犬向けに開発されたドッグフードです。
医薬品ではありませんが、治療食として位置づけられており、獣医師の監督下での給与が推奨されています。
特筆すべき点は、フェザーミール(鳥羽)をオリゴペプチドやアミノ酸レベルまで加水分解して、消化吸収性を高めていることです。
さらに、皮膚炎の緩和に有効なオメガ3脂肪酸を含む魚油、皮膚保護機能を支えるビオチンやパントテン酸も含有しています。
ロイヤルカナン アミノペプチド フォーミュラ ドライの公式サイトはこちら
10位:ペトコトフーズ
価格(税込) | 2個パック:1,100円~ ※初回お試し4パック:499円 |
---|---|
タンパク源 | ・チキン:国産鶏肉(40%)、国産卵(8%) ・ビーフ:国産牛肉(32%)、国産卵(17%) ・フィッシュ:白身魚 スケトウダラ(48%) ・ポーク:国産豚肉(36%)、国産卵(18%) |
アレルゲン原材料 | ・チキン:あり(鶏肉、卵) ・ビーフ:あり(牛肉、米、卵) ・フィッシュ:なし ・ポーク:あり(豚肉、米、卵、おから) |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | 日本 |
「ペトコトフーズ」は、栄養バランスの取れたフレッシュタイプの完全食です。
独自のスチーム調理法と急速冷凍技術により、食材本来の風味と栄養価を最大限に保持しています。
人間が口にする品質の国内産原料を主に使用し、人工的な保存剤や着色料、香料を一切含まないため、安全性が高いのが特徴です。
「チキン」「ビーフ」「フィッシュ」「ポーク」の4つのバリエーションがあり、愛犬の個性に応じて最適な選択が可能です。
11位:アカナ・オリジン グラスフェッドラム
価格(税込) | ・2kg:8,580円 ・6kg:20,900円 ・11.4kg:29,700円 |
---|---|
タンパク源 | 牧草を食べて育った生ラム肉、生ラムレバー、乾燥ラム肉、生ラムトライプ、乾燥ラム軟骨、生ラム腎臓 |
アレルゲン原材料 | なし |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | カナダ |
「アカナ・オリジン グラスフェッドラム」は、ニュージーランドの広大な牧場で自然に育った羊肉を、製品の50%も占めるほど豊富に配合しているドッグフードです。
栄養バランスを考慮して、肉だけでなく内臓や軟骨も含めたホールプレイ方式を採用しています。独自の製法により、素材本来の風味と栄養価を最大限に保持しています。
人工的な香料等の添加物を一切含まないため、愛犬の食欲を強く刺激してくれる製品です。
単一の動物性タンパク質源としてラムのみを使用し、穀物を含まないグレインフリー設計のため、ラム以外の肉や穀類に過敏症がある犬に最適な選択肢となっています。
12位:ナチュロル
価格(税込) | 850g:4,730円 |
---|---|
タンパク源 | 新鮮鶏生肉、新鮮牛生肉、新鮮魚生肉、新鮮馬生肉、チーズ |
アレルゲン原材料 | あり(鶏、牛、脱脂粉乳、チーズ) |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | 日本 |
厳選された新鮮な生肉を55%超使用しているのが、栄養価とタンパク質が豊富な「ナチュロル」です。多様なタンパク源を4種類採用し、アミノ酸のバランスを最適化しています。
魚由来の成分には、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、愛犬の肌の健康維持に貢献してくれる製品です。
また、穀類を一切含まないグレインフリー設計で、人工添加物も完全排除しています。
人間が口にできる高品質な原料のみを使用し、素材固有の風味と香りを最大限に引き出した、愛犬が喜んで食べる安全性の高いドッグフードとなっています。
13位:ZEN プレミアムドッグ グレインフリー ベニソン 小粒
価格(税込) | 【Amazonの参考価格】 ・700g:4,013円 ・4kg:21,793円 |
---|---|
タンパク源 | 日本鹿生肉、コラーゲンペプチド、クリル(オキアミ) |
アレルゲン原材料 | なし |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | 日本 |
国内の室内犬向けに栄養バランスを調整した「ZEN プレミアムドッグ グレインフリー ベニソン 小粒」です。
国産の新鮮な野生鹿肉とオキアミを贅沢に配合し、高タンパク質・高栄養価を実現しています。
原料の85%以上が日本産で、公式Webサイトでは全ての原材料の産地が明記されている点が特徴です。各成分の栄養価についても詳細な説明が提供されており、飼い主にとって有益な情報となっています。
一般的なアレルギー誘発物質とされる原料は完全に除外しています。さらに、人工保存料、着色料、香料などの添加物も一切使用していないため、愛犬に安心して与えられるドッグフードです。
ZEN プレミアムドッグ グレインフリー ベニソン 小粒の公式サイトはこちら
14位:POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン
価格(税込) | ・1kg:1,980円 ・3kg:5,390円 |
---|---|
タンパク源 | サーモン生肉、チキンレバー(加水分解)、フィッシュペプチド |
アレルゲン原材料 | あり(チキンレバー) |
添加物の有無 | なし |
対象年齢 | 全年齢 |
原産国 | オランダ |
「POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン」は、全成長段階に適した完全栄養食です。単体でもトッピング用としても、優れた栄養バランスを提供します。
タンパク質源として、フレッシュなサーモン生肉とフィッシュペプチドを使用してます。穀類を含まないグレインフリー設計で、穀物や肉アレルギーを持つ愛犬にもおすすめです。
サーモンオイルを豊富に含み、オメガ3脂肪酸が豊富なため、愛犬の脳機能や皮膚の健康維持をサポートします。
人工保存料や着色料、遺伝子組み換え原料を一切含まない、安全性の高いドッグフードです。
POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモンの公式サイトはこちら
アレルギー対応ドッグフードについてよくあるQ&A
最後に、アレルギー対応ドッグフードについてよくあるQ&Aを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
愛犬に影響を与える可能性のある食品は?
国際的な研究チームが実施した297頭の犬を対象とする調査により、犬のアレルギー反応を誘発しやすい食材が明らかになりました。以下がその結果です。
- 牛肉
- 乳製品
- 鶏肉
- 小麦
- ラム肉
- 大豆
- トウモロコシ
- 卵
- 豚肉
- 魚
- 米
(※アレルギー反応が多かった順)
引用元:BMC Veterinary Research
しかし、個々の犬によってアレルギー反応を示す食材は異なります。
未だアレルギーが発症していない場合でも、予防策として上記の食材を控えたり、フードのローテーションを実践したりしましょう。
食物アレルギーの兆候が見られた際は、獣医師に相談し、アレルゲンの特定を行うことが重要です。
ドッグフードの変更後もアレルギー症状が持続する場合、ダニやカビ、花粉などの環境因子も考慮する必要があります。動物病院での精密検査により、原因を突き止めましょう。
犬のアレルギー症状にはどのような形で現れるの?
愛犬のアレルギー反応は、様々な形で現れることがあります。
主な兆候として、皮膚の異常な痒みや炎症、胃腸の不調、目の周りの変化、そして消化器系の問題が挙げられます。
食事が原因のアレルギーは、摂取直後に症状が出ることが多いですが、1日以上経過してから反応が現れるケースも存在するので注意しなければいけません。
日頃から愛犬の健康状態に注意を払い、これらの症状が見られた際は速やかに獣医師の診察を受けることが重要です。
アレルギーの予防には、適切なフード選びが欠かせません。
アレルギーを引き起こす可能性のある成分を避けることが、愛犬の健康維持につながります。
アレルギー対応ドッグフードは国産を選ぶべきなの?
国内製か海外製かは、アレルギー対策ドッグフードの選定において決定的要因ではありません。
個々の犬によってアレルゲンが異なるため、愛犬の嗜好性と体調に適したフードを見つけることが重要です。
製品の公式Webサイトで品質保証、安全性基準、製造プロセスを精査して、飼い主が信頼できる商品を選択しましょう。
皮膚トラブル対策のドッグフードは一般店舗でも入手できるの?
ペットショップや量販店でも、皮膚の健康に配慮したドッグフードを購入できます。
しかし、市販品には不必要な添加物や低品質な肉粉が使用されているケースがあるため注意が必要です。
皮膚ケアが見込めると謳っていても、原料の質が劣悪な場合、長期的には愛犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
店頭販売や通信販売を問わず、愛犬の健康を守るためには原材料表示の確認が不可欠です。
有害な添加物を含まず、高品質な原料を使用した製品を選択しましょう。
愛犬の健康維持に適したアレルギー対応ドッグフードを選ぼう
本記事では、アレルギー対策のドッグフード14選を紹介しました。
各犬の体質により、アレルギー反応を引き起こす成分は異なることに注意が必要です。
食物アレルギーは長期的な管理が求められるため、日頃からアレルゲンを回避する予防策が重要となります。
単一の食材を継続して与えることもアレルギーの誘因となり得るため、複数のドッグフードを交互に与える方法も検討しましょう。
本記事の情報を参考に、愛犬の体質に最適なアレルギー対応フードを選定し、長期的な健康管理に役立ててください。
コメント